学科長メッセージ

チャレンジ。自分に挑戦!

国際教養学科長 佐藤都喜子

国際教養学科では、教室での学習と現場での学びの双方を重視した科目編成のもと、学生に、自ら考え、自ら行動する人になるための主体的な学びを提供します。そのため、人間について、世界について、そして地域についての探求ができます。具体的には、「リーダーシッププログラム(ダイバーシティ&インクルージョンプログラム)」「SDGsを枠組みとした専門科目の体系化」「おもてなしの科学」を特徴とした、個性的な国際教養教育を提供します。

新型コロナウイルスによるパンデミックを経験して、世界も社会も変わりつつあります。このような出来事の前からジョブ型雇用の動きはあったのですが、今後さらに流動性が高まり、中途採用、通年採用が行われたり、転職が当たり前の社会になってくるでしょう。また、今回の経験を経て、今や、企業や大学はもちろん、家庭の中にも一人一台のパソコンやタブレットがなければ、勉強も仕事もできない状態になりつつあります。日本で働くとは限らず、たとえ自宅に居ながらでも、世界に働く場所が広がるでしょう。将来は、宇宙空間までもが働く場所になりえます。日本では多くの企業の体力が弱ってしまいましたが、この状況のなかで、新しい、思ってもいなかった仕事が生まれることは確実です。

このような流動性の高い社会で生きていく上で必要な力は、自分で自分の道を切り開く主体性と、それに伴う行動力です。本学科では、「理論と実践の環」を教育の軸として、「自分が動く」、そして「社会を動かす」気概を持つ人に成長することをめざしています。そのために、教員が一丸となって一人ひとりの個性に合わせた、きめ細やかな教育を提供します。

自分にチャレンジしたい方、自己実現をめざす方をお待ちしています。