学科長メッセージ

Act!

国際教養学科長 山本恵

国際教養学科では、「Beyond the border, opening new doors!(境界を越えて、新たな扉を開く)」をコンセプトに、多様な価値観と出会い、自らの可能性を広げながら、社会に働きかける力を持った人材の育成に取り組んでいます。

専門科目群は、レジリエンス・コア科目を基盤に、多様なキャリアに応える3つの系列を設けています。変化の激しい社会を生きるためには、レジリエンス力(困難やストレスに直面しても折れず、それらの経験を通して成長できる力)が重要です。それらをベースに、さらに専門性を深められるカリキュラムを提供しています。

リテラシー系では、情報を読み解き発信する力を、ガバナンス系では国際協力や地域課題に向き合い行動する力を、リクリエーション系では観光・ホスピタリティ分野で人と関わる力を育みます。これらの専門的な学びを英語で行う科目群も用意しています。

授業形態は、理論と実践が循環する“学びの環”を軸に、講義に加えて演習やフィールドワークを重視しています。知識だけでなく、自ら考え、行動し、他者と協働する力こそが、これからの国際社会で求められる「教養」だと考えます。

大学時代の出会い(人や学問)のすべてが、その後の人生に大きな影響を与えます。学生の皆さん一人ひとりの「Act!(行動)」を大切にし、本学科での学びを通して成長していただけるよう、教職員一同、一丸となって取り組んでいます。