教育方針

理論と実践の環から世界へ

現代社会では、気候変動から紛争まで、グローバル化と複雑化が進む地球規模の課題を広い視野で他人事ではなく自分ごととして捉えて行動できる人材が求められています。国際教養学科では、自ら考え自ら行動する人材育成を目指し、理論と実践の循環を重視しながらSDGsを捉えた教養教育を展開しています。

本学科では、教養豊かで行動力ある人材育成のために、4つの方針を教育の柱として位置付けています。

4つの教育の柱

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語学力を徹底的に強化

本学科の英語教育では、ツールとしての語学力の習得だけではなく、英語を使って「どう語るかではなく、何を語るか、そして、何をするか」という姿勢を大切にしています。1・2年次では少人数制授業、2年次以降は専門的な科目を英語で受講するなど、高度な専門性を身につけるための徹底した語学教育を行います。

語学教育の徹底
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将来に向けたキャリアデザイン

キャリアデザインの「キャリア」とは就職や職業教育のことではなく「人生の道筋そのもの」を意味します。学生がチャレンジしたいことは何か、大学での学びから就職のその先までを一貫して考え、自分らしく人生を能動的に切りひらいていく力を養います。少人数制授業に力を入れ、目的意識の高い学習とスキル習得を目指す、ひとりひとりの生き方と丁寧に向き合う教育です。また、専任教員が卒業まで手厚くサポートすることで、4年間学生にしっかりと寄り添います。

専任教員の手厚いサポート
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教室での学びを現場で実践

他人事ではない自分ごと化されたリアルな実体験は、学問的探求への力強い原動力となります。本学科独自で展開する、現場での実践を重視した海外研修プログラムは、観光学から国際協力にまでまたがる実践的プログラムです。2年次から履修することで、卒業までにどんな研究を行いたいのか、学生の専門分野の選択を早期の段階で促します。

留学・海外研修
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多角的な見方を育てる専門教育

さまざまな学問を幅広く学びながら、研究したいテーマを探究できる自由度の高いカリキュラムは本学科の魅力のひとつです。世界を多角的に見る力を養うことを目指して、人と人との関係を学ぶ「リクリエーション系」、世界の多様性を学ぶ「ガバナンス系」、世界の見方を学ぶ「リテラシー系」の3系統の専門科目を学びます。

学べること