スーパーアドバンストPBLプログラム『PBL Literacy』
常に挑戦する「オンサイト」型の国際教養教育
ジャーナリストとのコラボレーションによる「リテラシー」能力の開発

発信力を高める文章講座

3.参加者の声


現代国際学部 国際教養学科 福井 史織

私は川上先生の「発信力を高める文章講座」に2017年度前期・後期と2度にわたって参加させていただきました。1回目の課題であった「記憶に残った体験」では、体験を文章化する難しさを感じました。体験した事実を並べるのは簡単ですが、それでは抽象的になってしまい「伝わる」文章には至りません。川上先生が何度も強調していたのは、読者が私の体験を読んで追体験できなければならないのであり、そのためには体験の場面を具体的に文章で再現する必要があるということです。体験の中で出会った人の容姿やその人と交わした会話の内容など、文章を通してその場面が読者に見えるような表現を意識することで、最後には自分自身が読み返しても、自然とその状況が想像できるような文章になっていました。

 

2回目は「私の格差体験」で初回よりも難しいテーマではありましたが、熟考の末、私は障がいを持つ弟の就労体験から賃金格差の問題を提起し、この実体験と社会的問題をリンクさせました。その結果、初回のご指摘を踏まえながら、スムーズかつ具体的に格差体験を描写することができました。また、締めの部分では単に体験をまとめるのではなく、その体験に対する自分自身の意見を体験と結びつけながら表現するというアドバイスを意識し、苦戦はしましたが、最終的に自分自身の見解をまとめることができました。
現代の社会はSNSやインターネットの発達によって、誰もが情報を容易に発信できる立場にあります。だからこそ一人の情報発信者として、事実の羅列ではなく、体験を効果的に加えることで、発信力・影響力のある情報を発信することが重要だという意識が芽生えました。

 発信力を高める文章講座


1.情報発信者を養成する文章講座の取り組み(川上泰徳)
2.学生の作品
 2-1.言葉のないコミュニケーションから学んだこと
 2-2.諦めないこと
 2-3.「伝える」コミュニケーション
 2-4.オーストラリアでの失敗から得た教訓
 2-5.弟の職業体験から考える賃金格差
 2-6.私が感じた情報格差
 2-7.楽しい世界の造り方
 2-8.「二度の受験を乗り越えて」
 2-9.傷ついて知ったこと
 2-10.旅から学んだこと
 2-11.ホストマザーとのコミュニケーション
 2-12.セックスワーカーの女性たち
 2-13.取材を通して学んだこと
 2-14.日本とインドネシアの架け橋
 2-15.「コミュニケーションが与えるもの」
 2-16.百崎先生との大学受験
 2-17.国境を越えるコスプレ文化との出会い
3.参加者の声
4.取り組みの狙い(佐藤都喜子学科長)