8/20~8/30 エアライン・トレーニングスタディ『マレーシア研修』実施報告
2019/10/03
マレーシア航空の訓練施設MABアカデミーにて、実際の客室乗務員新人訓練のエッセンスバージョンを体験する研修に、国際教養学科の6名を含む13名の外大生が参加しました。
実質6日間の濃厚な授業プログラムを終えると、それまで漠然としたイメージだった客室乗務員の仕事がリアルな感覚として心と体に刻まれます。大きく3つの項目を学びます。①接客する立場として第一印象をUPさせる英語の授業、②保安要員としての機内火災対応や緊急脱出訓練、水難訓練、及びファーストエイド、③マレーシア航空の制服を着用し、身だしなみ基準に合わせたヘアメイクとお化粧を学ぶグルーミングの授業、併せて立居振舞も学びます。
この研修で特筆すべきは、マレーシア航空の現役でベテランの日本人客室乗務員インストラクターが、全てのカリキュラムに関わり研修生に寄り添い、客室乗務員の仕事の魅力や大変さを熱く心を込めて伝えてくださることです。研修生は皆魅了されます。
マレーシア航空グループが苦難を乗り越え皆で頑張っていこうという趣旨から制作されたダンスを、今回の研修中に学び玄関ホールで披露しました(動画参照)。企業で働く仲間が同じ目標・理念のもと、一体感をもって努力し合うことの素晴らしさを学ぶ絶好の機会でもありました。
休日には、市内観光やモスク見学にブキッビンタン(クアラルンプール随一の繁華街)での買い物・食事など、マレーシアの文化にもたくさん触れ、充実感たっぷりに帰国しました。
研修引率・文責 : 田中 優子